[ベイルート 21日 ロイター] - イスラエル軍がレバノン南部ザウタル・アルガルビエから撤退したことを受け、レバノン軍は21日、同地への展開を開始した。レバノンの情報筋が明らかにした。
米国が仲介した計画に基づく措置で、計画ではレバノン軍が南部の一部地域でイスラム教シーア派組織ヒズボラの武器を回収し、イスラエル軍が段階的に撤退することになっている。
イスラエル軍は20日、「パイロットゾーン(試験区域)」プログラムと名付けられたこの計画が始まったと発表した。
21日に行われた地域の引き渡しは、計画の最初の試金石となる。レバノンはイスラエル軍が占領を続ける国境から10キロメートルの地域について、支配権を回復したい考えだ。この地域では数十の村が完全に破壊され、病院や発電所、給水施設などの公共インフラが壊滅した。数万人のレバノン人が帰還できない状態が続いている。