Ahmed Aboulenein Yasmeen Abutaleb Julie Steenhuysen
[ワシントン 20日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は20日、激しい下痢や腹痛をもたらす寄生虫による感染症「サイクロスポラ症」の流行を巡り、検査結果に一部誤りがあったものの、米食品会社テイラー・ファームズのレタスとの関連性を裏付ける根拠は変わっていないとの見解を示した。
FDAは18日、国境監視で採取したテイラー・ファームズのメキシコ産レタスのサンプルから寄生虫「サイクロスポラ」が検出されたと発表したが、19日には再検証の結果、偽陽性だったと訂正した。
品質管理検証の完了前に陽性と公表したことについて、FDAは該当サンプルがテイラー・ファームズの自主回収対象外だった上、健康被害が拡大していたことを理由に挙げた。
ディアマンタスFDA長官代行は、集団感染のクラスターは複数州で1600件以上に上り、先週も新たな症例が報告されていることから、汚染された製品を市場から排除し続けることが不可欠だと強調した。
プレイター食品担当副長官代行は電話会見で「対処可能な公衆衛生上の情報を直ちに共有することが重要だと判断した」とした上で、「その後、研究所職員による品質検査の過程で偽陽性を検出し、訂正を発表した」と説明した。
ミシガン州の保健当局は20日、サイクロスポラ症の集団発生に関連する患者が6148人に上ったと発表した。17日の前回発表から1146人増加した。同州では102人が入院したが、死者は報告されていない。