Nupur Anand
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 韓国のサムスン電子は20日、英金融大手バークレイズと提携し、米国で同社初となるクレジットカードを発行すると発表した。米国内で金融サービス分野への進出を広げ、将来的なサービス拡大を目指す。
「サムスン・ギャラクシー・カード」はバークレイズが発行し、ビザの決済ネットワークを利用する。ユーザーは申し込みから口座管理、支出の追跡、特典の利用まで全てをデジタルウォレットの「サムスン・ウォレット」上で行える。
サムスン製品の購入には5%のキャッシュバックが付与されるほか、決済アプリ「サムスン・ペイ」の利用などでも追加の特典を受けられる。
これにより、サムスンは米国の決済サービス市場で大きなシェアを持つ「アップル・ペイ」との直接的な競争に入る。
バークレイズUSコンシューマー・バンクのカード事業・提携事業責任者ダグ・ビローネ氏はサムスンのカードについて「財布よりもモバイル端末で資産管理を行うことが増えている顧客に対し、より円滑な決済体験を提供するのが目的だ」と述べた。
サムスン北米フィンテック事業責任者であるシー・リー執行副社長は「米世帯の70%がサムスン製機器を保有し、約30%はサムスン製品を3つ以上所有している」と説明。「バークレイズとの関係は、戦略的かつ長期的なものだ」とも述べ、今後さらに提携分野を拡大していく意向を示した。