[20日 ロイター] - LSEG(ロンドン証券取引所グループ)傘下のロンドン証券取引所(LSE)は2027年上期に夜間取引市場を立ち上げる計画を明らかにした。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が20日、同社の話として報じた。
FTによると、LSEの新たな市場はLSEの主要市場とは別に運営され、当初は英国や米国の株式市場に連動するファンドなど、上場投資商品への取引機会を提供する。
暗号資産(仮想通貨)などの資産は従来の取引時間の制約を受けず取引が拡大している。特に個人投資家の間で、いつでも取引できることへの期待が高まっており、取引所は対応を迫られている。
ナスダックは12月から平日の取引時間を23時間に延長する計画で、CMEは5月下旬に暗号資産の先物・オプション取引について週7日24時間の提供を開始した。
FTによると、LSEの新たな市場はロンドン時間の午後5時から翌午前7時50分まで運営され、午後6時半から午後7時までの30分間は日次の締め処理のため取引を休止する。主要市場は従来通り午前8時から午後4時半までの標準的な取引時間で運営を続ける。
LSEのジュリア・ホゲット最高経営責任者(CEO)はFTに対し、特に世界の個人投資家の間で「ロンドンの独自のタイムゾーンを活用し、英国の資産だけでなく世界の資産へのエクスポージャーを得たい」という意欲が高まっていると述べた。