Kanishka Singh
[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は20日、米国へのアルミニウム輸入に対する関税を調整する布告に署名したと明らかにした。米国内の一次アルミニウムの生産は現在不十分だと指摘した。
詳細は以下の通り。
• トランプ氏はホワイトハウスが公表した布告の中で、「(商務)長官の見解では、一次アルミニウムの国内生産拡大をより効果的に促進する形でアルミニウム関税制度を修正することが重要だ」と述べた。
• 布告によると、米国の一次アルミニウム需要は現在、国内製錬施設の生産能力を上回っている。
• トランプ氏は、アルミニウムが米経済と防衛産業基盤にとって極めて重要だと指摘。
• 布告は、米国内でアルミニウム製錬所の建設・拡張・改修に投資する企業を対象とした奨励制度を設けるよう商務長官に指示した。
• 同制度では企業に対し、生産の国内回帰(オンショアリング)計画の提出を要請。計画が承認されれば、それに見合った量の一次アルミニウムを、通常適用される通商拡大法232条に基づく税率の半分に当たる税率で米国に輸入することが認められる。
• 1962年通商拡大法第232条は、米国の国家安全保障を脅かすと判断された輸入品について、大統領に調整する権限を与えている。