[上海/北京 20日 ロイター] - 中国の証券監督当局は20日、市場関係者と会合を開き、市場の安定について協議する。国営メディアが伝えた。
中国株式市場は急落し、過去2週間で時価総額10兆元(1兆4800億ドル)が吹き飛んだ。国有企業2社は週末、株式購入に約600億元を投じたと明らかにした。
証券時報によると、中国証券監督管理委員会(証監会、CSRC)は、市場の安定的で健全な発展を促進する方策について提案を聞くため、20日の会合に市場関係者を招いた。
また中国証券報によると、証監会は今後数日中に証券会社、資産運用会社、上場企業の代表者とセミナーを開催し、市場の安定を促す政策立案に向けた意見を聴取するという。
中国株式市場は先週、5%超下落した。中国メモリー半導体大手、長鑫存儲技術(CXMT)の86億ドル規模の新規株式公開(IPO)を控え、流動性懸念が広がったほか、世界的な半導体株安と中東での紛争激化でリスク選好が後退した。
中国の政府系投資会社である中国国新控股(CRHC)と中国誠通控股集団は19日、市場急落を受けた対応として、中国株の新たな購入を明らかにした。