Hiroko Hamada
[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に続落し、前営業日比4.03%(2694円42銭)安の6万4141円12銭で取引を終えた。前日の米半導体株安の流れを引き継いで、東京市場でもAI(人工知能)・半導体関連の売りが強まった。日経平均は一時6%超安となる場面があった。日経平均は6月に付けた最高値(7万2831円73銭)から1割以上下落し、調整局面に入った。
日経平均は前営業日比0.74%(495円69銭)安でスタートした後、下げ幅を拡大し、後場中盤に6万2704円60銭まで下落。6月11日以来の低水準となった。引き続きAI・半導体関連銘柄への売りが続いたほか、足元で買われていた金融株などにも利益確定売りが出た。
日経平均は1日を通して軟調だったが、大引けにかけてはやや下げ幅を縮小。好決算を公表した銘柄には買いが継続して入り、内需株を中心に相場を下支えした。
岩井コスモ証券の投資調査部フェロー・有沢正一氏は「AI・半導体企業を取り巻く事業環境や、足元の半導体需要の見方に対しては変わらないとみているが、ここ数日は、韓国株で半導体企業が大きく下落した影響もあり、急ピッチで上昇した国内の半導体関連にも売りが波及している」と指摘する。
目先は国内の3月期決算の業績動向に関心が集まるが、「好決算が出たからといってガラッと雰囲気が変わるかは不透明」(有沢氏)として、株価の反発には時間がかかるという。
TOPIXは2.72%安の3919.21ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比2.73%安の2021.3ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆5544億7300万円だった。東証33業種では、海運、医薬品、水産・農林など12業種が値上がり。非鉄金属、金属製品、電気機器など21業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続落し、3.38%安の695.17ポイントだった。
個別では、キオクシアホールディングスがストップ安。そのほか主力株では、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが大幅安。一方、サイゼリヤが大幅高、コナミグループ、任天堂も堅調だった。
セブン&アイ・ホールディングスは3%超高。同社は17日、ポーランドのコンビニエンスストア最大手への出資を検討・協議中であることは事実とのコメントを発表し、手掛かりとなった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが449銘柄(28%)、値下がりは1081銘柄(69%)、変わらずは28銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 64141.12 -2,694.4 66339.85 62,704.60
2 ─66,441.77
TOPIX 3919.21 -109.58 4010.01 3,859.13─
4,017.29
プライム市場指数 2021.30 -56.67 2069.10 1,990.39─
2,071.83
スタンダード市場指数 1594.79 -33.84 1622.81 1,580.27─
1,623.82
グロース市場指数 897.25 -30.37 919.19 884.57─91
9.40
グロース250指数 695.17 -24.30 712.85 684.62─71
3.12
東証出来高(万株) 276746 東証売買代金(億 109219.7
円) 7