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[キーウ 16日 ロイター] - ウクライナのフェドロフ国防相(35)が解任されたこと受け、キーウなど各地で復帰を求める抗議活動が起きた。ロシアからの軍事侵攻を受ける中での異例の抗議デモとなった。フェドロフ氏の解任を受けて、ドローン(無人機)戦を手がけるウクライナ空軍の幹部が辞任を表明し、戦闘にも影響が出る可能性もある。

ゼレンスキー大統領は12日、政府と法執行機関に「刷新」が必要だと主張し、内閣改造を表明していた。議会では辞任したスビリデンコ首相の後任に、国営ナフトガスの最高経営責任者(CEO)セルヒー・コレツキー氏を承認した。

ゼレンスキー氏は、フェドロフ氏の後任について検討中だと説明。後任の可能性が高いと見られている内相のクリメンコ氏については、候補者の一人と言及した。

フェドロフ氏は国防相就任後、兵力面で劣勢に立つウクライナ軍を改革する取り組みを主導。テクノロジーの知見も高く、デジタル転換相も務めた。

フェドロフ氏は記者団に、顧問就任の打診を受けたが辞退したと述べた。シルスキー軍総司令官(60)が国防省の取り組みを妨害し、ロシアを負かす方策でなく「国を分断する方法を考え出した」と非難した。

キーウでは1000人以上が大統領府の外に集まり、フェドロフ氏でなく、シルスキー氏を更迭するよう求める抗議者もいた。

2022年からロシアの侵攻を受けるウクライナはロシアに攻勢をかけているものの、防空能力が不十分で、ロシアは弾道ミサイルなどでの攻撃態勢を強めている。

ロシア大統領府報道官は記者団に、ウクライナの内閣改造の動きを注視していると述べた。

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