Stephen Culp
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は続伸。インフレ指標の鈍化に加え、第2・四半期の米企業決算シーズンが好調な滑り出しとなっていることが、投資家心理を支えた。
半導体株は下落したものの、主要株価3指数はいずれも小幅高で取引を終えた。小売り関連株と旅行・レジャー株がアウトパフォームした。
決済大手ペイパルは17.2%急伸。決済会社ストライプとプライベートエクイティ(PE)のアドベント・インターナショナルが1株当たり60.50ドルで買収する共同提案を行ったと、複数の関係者がロイターに明らかにした。提示額は14日終値に約28%のプレミアムを乗せた水準に相当する。
銀行の決算が2日連続で好調となり、第2・四半期の決算シーズンが幸先の良いスタートを切った。
ブラックロックとモルガン・スタンレーはともに四半期利益が予想を上回った。ブラックロック株は6.6%上昇、モルガン・スタンレー株は0.4%高で取引を終えた。
ホライズン・インベストメンツのポートフォリオ運用責任者、マイク・ディクソン氏は「銀行決算はどれも申し分ない」とし、「今回も素晴らしい決算となっても全く驚かない」と述べた。
LSEGの直近データによると、アナリストは現在、第2・四半期のS&P500採用企業の利益が前年同期比23.7%増になると予想している。
S&P500の主要11業種では、通信サービスの上昇が最大となった一方、公益事業の下落率が最も大きかった。
労働省が発表した6月の卸売物価指数(PPI)は前年比伸び率が前月から鈍化したほか、市場予想も下回った。前日発表された6月消費者物価指数(CPI)も伸びが鈍化していた。
ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、上院銀行委員会で証言した。
CMEのフェドウオッチによると、金融市場は現在、FRBが今月の金融政策会合で0.25%ポイントの利上げを実施する確率を10.2%と織り込んでいる。1週間前の31.0%から低下している。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.5対1の比率で上回った。ナスダックでも1.26対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は162億7000万株。直近20営業日の平均は214億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52658.64 +150.37 +0.29 52604.20 52823.95 52428.54
前営業日終値 52508.27
ナスダック総合 26269.23 +162.22 +0.62 26261.18 26316.81 26041.13
前営業日終値 26107.01
S&P総合500種 7572.40 +28.81 +0.38 7571.72 7581.50 7526.95
前営業日終値 7543.59
ダウ輸送株20種 22111.40 -128.20 -0.58
ダウ公共株15種 1144.69 -12.19 -1.05
フィラデルフィア半導体 12398.89 -263.04 -2.08
VIX指数 15.67 -0.83 -5.03
S&P一般消費財 1926.22 +25.82 +1.36
S&P素材 632.92 -2.63 -0.41
S&P工業 1524.02 -2.70 -0.18
S&P主要消費財 923.72 +0.91 +0.10
S&P金融 940.52 +6.14 +0.66
S&P不動産 283.30 +0.25 +0.09
S&Pエネルギー 862.57 -6.73 -0.77
S&Pヘルスケア 1845.57 0.00 0.00
S&P通信サービス 486.82 +13.16 +2.78
S&P情報技術 6726.10 -7.14 -0.11
S&P公益事業 459.46 -4.54 -0.98
NYSE出来高 13.00億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 67845 - 1015 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 67795 - 1065 大阪比