ロシアの後ろ盾で政権維持か
ベネズエラの政治危機で、国際社会は二つに分断されている。マドゥロを支持するのはボリビア、キューバ、エルサルバドル、ニカラグアなどの中南米の左派政権の国々など。世界の大国では、ロシアのほか中国、南アフリカ、トルコなどがマドゥロ陣営だ。一方、アメリカとともにグアイドを支持するのは、EUやオーストラリア、カナダ、イギリス、台湾など。
メキシコとウルグアイがマドゥロと野党との協議の仲介を申し出たほか、国連やEU、インドなども事態の沈静化を呼び掛けている。ロシアもマドゥロの代理として野党との話し合いに応じる姿勢を見せている。ただしマドゥロは大統領選のやり直しを求める「帝国主義者」の要求に応じる気はないと言明。2025年まで政権の座に居座る構えだ。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます