Parisa Hafezi Steve Holland

[ドバイ/ワシントン 11日 ロイター] - イランのアラグチ外相は11日、オマーンを訪問し、同国外相とホルムズ海峡の船舶の安全な航行に向けた取り決めについて協議した。トランプ米大統領は10日、イラン側の要請に応じ、協議を継続することに同意したと述べている。

トランプ氏は10日、戦闘終結を宣言した覚書は「終了した」と繰り返したが、10日と11日に攻撃は報告されていない。

イラン政府高官によると、イラン、米国、カタール、パキスタンが電話協議で交渉を行うことで合意した。仲介国が、アラグチ氏がオマーンに滞在している11日にこの電話協議を実施できるよう調整を進めているとしたが、実現したかは不明。

アラグチ氏は声明で、オマーンのアルブサイディ外相と、停戦合意に基づき「ホルムズ海峡を通る船舶の安全な航行に向けた適切な仕組みについて意見交換した」と述べた。オマーン国営通信社はその後、オマーンとイランの交渉担当者が「技術的および政治的なレベルで」協議を継続すると伝えた。

米政府高官は10日、記者団に対し、イランに対し、ホルムズ海峡での船舶への攻撃を停止し、全航路を通航料を徴収せず開放すると公に表明するよう求めていると述べた。

米CNNは11日、オマーンが、ホルムズ海峡航行に関する草案を作成したと報じた。草案は、オマーン側の「南側」回廊における航行は自由としている。一方、イラン側の「北側」回廊を使用する船舶については、イランの事前承認を得るよう求めたが、通航料は徴収されないとした。

<イラン、前最高指導者殺害の報復を警告>

イランの最高指導者モジュタバ・ハメネイ師は11日に書面による声明で、「殉教した指導者と全ての殉教者の血の復讐を誓う」と述べ、前の最高指導者で自身の父親でもあるアリ・ハメネイ師殺害を受けた報復を警告した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)やその他の米メディアは今週、イランが最近トランプ氏を暗殺する計画を立案したとする情報をイスラエルが米政府と共有したと報じた。

トランプ氏は10日、イランが自身の暗殺を試みた場合、イランに向けて数千発のミサイルを発射する準備を整えるよう米軍に命じたと投稿した。

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