オーストラリア北東部クイーンズランド州のビーチで正体不明の金属製の球体が相次いで発見され、大きな騒ぎとなった。現場には消防や警察が出動し、防護服を着た隊員が対応するなど物々しい雰囲気に。危険物の可能性も考慮され、周辺には立ち入り禁止区域が設けられたうえ、地元の消防救助隊はSNS投稿で、「絶対に触らないように」と警告した。

【実際の写真】豪ビーチで「謎の球体」が続々発見、「宇宙から飛来物」だったと判明…「爆弾」「サイヤ人」 その正体は

数日の間に見つかった球体は計6個に上り、その正体をめぐる憶測が世界中で広がった。写真がSNSで拡散されると、「軍の秘密兵器」「エイリアンが落とした物」など、さまざまな説が飛び交った。米メディアでも1980年代の映画になぞらえて「スペースボール騒動」として取り上げられ、ネット上は半ばお祭り騒ぎとなっていた。

クイーンズランド州消防当局による警戒を呼び掛けるX投稿にはコメントが殺到。「第二次大戦中の爆弾」「ドラゴンボール」「サイヤ人の乗り物」「巨大クリスマスツリーの飾り」「W杯でゴールを外れたボール」などさまざまな説が唱えられ、当局の深刻なコメントとは対照的に、ネットでは「謎の球体」は格好の話題のネタになったようだ。

その後、オーストラリア宇宙庁が調査結果を公表し、球体は外国のロケットが大気圏に再突入した際に落下した「圧力容器」である可能性が高いと発表した。専門家によると圧力容器は通常、耐熱性の高いチタン合金などで作られるため、燃え尽きずに残ったとみられる。現時点では、どの国のロケットかは特定されておらず、国際機関と連携して調査が続けられている。

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