Renee Maltezou Padraic Halpin David Shepardson
[アテネ/ワシントン 10日 ロイター] - ギリシャのテッサロニキ空港を10日に離陸した欧州格安航空会社ライアンエアーのボーイング機の窓が直後に外れ、乗客1人の体の一部が窓から吸い出される状態になった。空港関係者が明らかにした。ドイツのメミンゲン空港に向かっていた同機は緊急着陸を余儀なくされたという。
ライアンエアーは、「飛行中に乗客用の窓が外れた」ためテッサロニキに戻ったと説明。窓が破損した原因は分かっていない。
窓から体の一部が吸い出されたセルビア国籍の男性は病院に搬送された。セルビア領事館によると、命に別状はない。
セルビアのメディアによると、乗客の1人はラジオ・テッサロニキに対し、その男性の頭と肩が機外に出ていたが、他の乗客が引き戻したと証言した。
米連邦航空局(FAA)は当該機がボーイング737NG型機であることを確認した。
ボーイングは、事故発生空域である北マケドニアが主導する調査に協力していると表明。「当社は顧客であるライアンエアーと連絡を取り合い、引き続き支援を行っている」と述べた。
ボーイング737NG型機を巡っては、2018年にも別の機体で同様のインシデントが発生。サウスウエスト航空便のエンジンファンブレードが破損し、窓ガラスが割れたことで乗客1人が機外へ部分的に吸い出され、死亡した。