[モスクワ10日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は10日、ロシアの原油生産予測を下方修正したと発表した。ウクライナによるエネルギー施設攻撃が理由。

IEAは月報で「製油所、貯蔵施設、輸送インフラへの度重なる攻撃により生産見通しが弱まり、今年と来年のロシアの供給見通しをそれぞれ日量8万5000バレル、同15万バレル引き下げ、予測期間中の平均を日量880万バレルとした」と述べた。

新たな生産量予想は26年が日量890万バレル、27年は同880万バレル。

6月の生産量は前月比12万バレル増の日量886万バレル。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が設定した生産枠を90万バレル下回った。

製油所への攻撃で、ここ数カ月、ロシアの原油輸出が増加している。業界筋によると、同国西部の港からの出荷量は6月に過去最高を記録し、7月もその水準を維持する見通しだ。

IEAによると、6月のロシアの原油輸出は前月比62万バレル増の580万バレル。石油製品輸出は23万バレル減の191万バレル。

ロシアは国内の燃料不足を受け、ガソリンとジェット燃料の海外販売制限に加え、今週からディーゼル燃料の輸出禁止措置を導入した。

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