[ソウル 10日 ロイター] - 韓国の外為政策を統括する財政経済省のムン・ジソン国際経済管理官(次官補)は10日、現在のウォンの対ドル相場は国内経済のファンダメンタルズを反映していないとの認識を示した。当局は必要に応じて市場を安定させるための十分な余力があると述べた。

ウォンは大規模な海外投資家による株式売りと構造的なドル高を背景に、最近2009年3月以来の安値を付けた。

ロイターとの電話インタビューで、「現在の為替相場は経済のファンダメンタルズから乖離したままだ」と指摘。韓国の堅調な輸出や企業のドル保有高を踏まえれば、現在のウォン安は正当化できないと述べた。また輸出企業が保有するドルが為替フォワードを通じて市場に流入することで、国内為替市場の需給バランスは2026年下半期に変化するとの見通しを示した。

発言受けてウォンは上昇に転じ、0219 GMT(日本時間午前11時19分)時点で0.35%高の1ドル=1504.2ウォンとなった。

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