Patricia Zengerle
[ワシントン 9日 ロイター] - クリス・バン・ホーレン米上院議員(東部メリーランド州選出)ら野党民主党系議員グループが同党議員に書簡を送り、米国とイスラエルの軍事・情報協力強化策について議論ができるようになるまで、国防権限法(NDAA)の成立手続きを進めることに反対するよう求めた。
作成中のNDAA法案の草案には、トランプ米大統領(共和党)が提案した約1兆5000億ドル規模の国防費の大部分が盛り込まれている。また、下院および上院の委員会が承認した草案には、米国とイスラエルの防衛協力を深化させる新たな条項が含まれている。
11月の議会中間選挙を控え、米国とともにイランを攻撃したイスラエルのネタニヤフ政権を支持するかどうかは民主党内を二分する問題となっており、一部の議員は疑問を呈している。
ロイターが入手した「同僚各位」に宛てた書簡によると、「民主党上院議員として、トランプ大統領がネタニヤフ氏率いる過激な政権との関係を一段と深めるのを後押しするような票を投じるべきではない」と訴えた。
ロイター/イプソスが6月に実施した世論調査によると、イランとの戦争は見合う価値があるとの回答はわずか約25%にとどまった。また、民主党支持者のイスラエルに対する好感度は22%と、2018年の59%から低下した。