Atsuko Aoyama

[東京 10日 ロイター] - 午前のドルは162円半ばから161円前半に1円以上下落した。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金による国内投資を後押しするとの片山さつき財務相兼金融相の発言が材料視され、ドル/円は一時1週間ぶりの水準に下落した。

・片山金融相発言で円買い進行、ドル/円は一時3日以来の安値(161.28円)に下落

・具体策不明、膨らんだ円売りの持ち高解消のきっかけとの見方

・円資産投資増の思惑も

・来週はウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言や米物価指標など重要イベント、下げ一服後は様子見も

<三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長>

「GPIFなどに絡む片山さつき金融相発言の前から円債に買い戻しの雰囲気が出ていたが、発言を受けて円買いも進行した」

「GPIFが日本買いをするようにも捉えられるヘッドラインが流れたものの、具体策は不明。速効性のある話でもなさそうで、(円相場への影響で)持続性のある話かどうか疑問だ」

「週末でもあり、米雇用統計後に積み上げたドル/円のロングポジションを手じまうきっかけになったということだろう」

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