[イスタンブール 9日 ロイター] - トルコのバイラクタル・エネルギー天然資源相は9日、同国とイラクを結ぶ原油パイプラインの運用を継続するための1年間の協定に数日内に署名する見通しだと明らかにした。
数十年前に締結され、パイプラインを通じた原油輸出を規定する両国の協定は、今月27日に失効する予定だ。
イラクの首都バグダッドを公式訪問中のバイラクタル氏は声明で「今後12カ月をカバーする協定を最終段階まで進めた。数日内に署名することを目指す」と述べ、イラクからトルコの地中海東部沿岸にあるジェイハン港への原油輸送は継続されるとした。
同パイプラインは、2014年から18年にかけてトルコが受け取ったイラクからの無許可の輸出について、仲裁裁判所がトルコに対し15億ドルの損害賠償支払いを命じたことを受け、2年半にわたり停止していた。輸送は25年後半に再開された。
バイラクタル氏はこれに先立ちXへの投稿で、イラクのバシム・モハメド石油相と有意義な会談を行い、石油・ガス分野の協力について協議したと明らかにしていた。イラク首相府によると、ザイディ首相もバイラクタル氏と会談した。