Parisa Hafezi Angus McDowall

[ドバイ 9日 ロイター] - イランの国営メディアは10日未明、米国とイスラエルによる2月末の攻撃で殺害された前最高指導者アリ・ハメネイ師の遺体が国内で最も神聖な聖地に埋葬されたと報じた。葬儀には大勢の群衆が集まったが、後継者となった息子のモジタバ・ハメネイ師は依然として公の場に姿を見せていない。

北東部マシャドでの埋葬に先立ち、1週間にわたり大規模な葬列や集会、追悼式典が行われてきた。この間には先月の停戦合意後、米国との間で再び紛争が激化した。

ハメネイ師の遺体は9日、トラックに載せられ、人で溢れかえるマシャドの街路をゆっくりと進み、金色のドームとミナレット(尖塔)を持つイマーム・レザー廟(びょう)へと向かった。両脇には白いターバンを巻いた聖職者らが歩き、その後方では黒装束の弔問者らが押し寄せ、イラン国旗や故ハメネイ師の写真、革命のスローガンを記した赤いプラカードを掲げていた。

ハメネイ師の殺害を巡りトランプ米大統領への報復を求めるスローガンを唱える者もいた。

ハメネイ師の埋葬は、イランとイラクで1週間にわたって行われた葬儀行事の締めくくりとなる。イスラム共和国の聖職者指導部は、神権国家の力とイデオロギー的な熱意を示すべく、大勢の人々に参列を呼びかけていた。

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