自分の猫のことは理解しているつもりだったのに、いきなりソファの下に逃げ込まれたり、引っかかれたりかまれたりしてしまった――。飼い主にとって、猫のそんな反応は意外に思えるかもしれないが、大抵の場合、それは偶然ではない。原因は、猫を追い詰めたり混乱させたりする人間の習慣にある。
猫の行動に詳しいドーン・ラフォンテーヌは本誌の取材に対し、大きな一因は人間が勘違いして、人間同士や犬に対して通用する接し方が猫にも通用すると思い込んでしまうことにあると指摘した。
猫にも社会性はあるが、相手や場面を選ぶ。つまり、猫は予測可能で負担の少ない関係を好むことが多い。そのため刺激が強すぎると感じたり、自分のことを分かってもらえないと感じたりすると、引きこもってしまうことがある。
ラフォンテーヌによると、猫との関係を緊張させる飼い主の行動は、大抵の場合、悪気はない。それよりも、人間同士や犬との関係では通用する社会的ルールを、猫にも当てはめてしまうことに起因する。
猫に嫌われる人間の行動を以下に紹介する。
次のページ