[上海/北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の金準備が6月に2年半余りぶりの大幅増となったことが、7日発表の公式データで明らかになった。金価格が急落する中でも買いを継続した。
人民銀は20カ月連続で金を購入し、6月末時点の金準備は7544万トロイオンスと、前月末の7496万トロイオンスから増加した。人民銀のデータによると、増加幅は48万オンス(約15トン相当)と、月間ベースで2023年10月の74万オンス以来の大きさとなった。
一方、金準備の価値は減少し、6月末時点で3037億2000万ドル。5月末は3407億5000万ドルだった。
金現物価格は6月に11.65%急落し、08年10月以来の大幅安を記録。1オンス=4000ドルを一時割り込んだ。ドル高が進んだほか、米連邦準備理事会(FRB)が金利を高水準に維持するとの見方を織り込んだ。またイラン戦争を巡っては、和平協議が進む中でもインフレが続くとの懸念がくすぶった。