[7日 ロイター] - 世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは7日、ハイテク株比率の高いナスダック100指数に連動する上場投資信託(ETF)を設定すると発表した。人工知能(AI)主導の株価上昇に対する投資家の旺盛な需要を取り込む狙いがある。

ブラックロックが提供するナスダック100指数連動型「iシェアーズ・ナスダック100ETF(IQQ)」は、9日に取引を開始する予定だ。

このETFは、資産運用会社インベスコのナスダック100関連商品と競合することになる。インベスコは「QQQ信託シリーズ1」や「ナスダック100ETF」を通じて、大型成長株やハイテク株への投資を求める投資家市場を長らく独占してきた。

先月には大手銀行ステート・ストリートもナスダック100ETFを設定している。

ブラックロックのiシェアーズ米国責任者を務めるエリーゼ・テリー氏は「IQQは、iシェアーズETFを通じてナスダック100へのアクセスを投資家に提供する能力を強化し、投資家が自身の目的に合わせてポートフォリオを調整できる、補完的な戦略を提供する」と述べた。

ナスダック上場の非金融銘柄上位100社で構成するナスダック100は、大型株やテクノロジー関連株に対する強い需要に支えられ、6月末までの3カ月の値動きが、四半期ベースとして2020年4月以来の堅調さを記録した。

iシェアーズ・ナスダック100ETFは、1株当たりの当初純資産価値(NAV)は24ドルで取引を開始する。

ブラックロックは現在「iシェアーズ・ナスダック・トップ30銘柄ETF」や「iシェアーズ・ナスダック・プレミアム・インカム・アクティブETF」など、他のナスダック100関連戦略を通じて410億ドル超の運用資産を保有している。

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