[6日 ロイター] - 米ニュースサイトのアクシオスは6日、米当局者の話を基に、イランの「イスラム革命防衛隊(IRGC)」がホルムズ海峡航行中の商船に少なくとも2発のミサイルを発射したと伝えた。2隻は大きな被害を受けたが、死傷者は出ていないという。
英海事機関(UKMTO)は7日未明、オマーンのリマの東約8カイリ(15キロ)を南下していたタンカー1隻の左舷に飛翔体が着弾し、火災が発生したと明らかにした。死傷者や環境への影響は報告されていない。
米国とイランの間接協議は先週、恒久的な和平に向けた進展の兆しが公には見られないまま終了した。
トランプ米大統領は6日、イランと合意に至らなければ米国は「やり残した仕事をやり遂げる」と述べ、軍事行動の可能性を改めて示唆した。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が入手した録音を基に6日に報じたところによると、革命防衛隊は週末、海上無線を通じて船舶に「われわれのミサイルとドローンはあなた方に発射する準備ができている」と警告した。
WSJによると、攻撃を受けた船舶の1隻は、カタールのLNG産業の海運部門ナキラットが所有・管理する液化天然ガス(LNG)タンカー「アルレカヤット」とみられる。同船は機関室上部の左舷に被弾したという。
WSJが引用した録音では「機関室で火災が発生し、煙が充満している。それ以上の損傷は把握できない。乗組員は全員無事で、右舷側に集合している」とされている。同船は攻撃を受けた際、オマーン湾で海峡の入り口付近に位置していたという。