スペインのエレウ産業・観光相は6日、今年の外国人観光客数が1億人に達するとの見通しを示した。中東情勢の不透明感を追い風に、書き入れ時の夏季に伸びる見込みという。
スペインはフランスに次ぐ世界第2位の観光大国で、2025年の観光客数は前年比3.2%増の9680万人と過去最高を記録した。
エレウ氏は記者団に「この傾向が続けば、おそらく(1億人に)達するだろう」と述べた。
政府は6─9月の観光による経済効果を前年同期比10%増の640億ユーロ(730億ドル)と試算した。
今夏の外国人観光客は約4300万人と、前年の6─9月から6%増加する見込みという。
ここ数カ月、一部の旅行客が中東情勢の混乱から同地域への渡航を避け、スペインを含む地中海南部諸国への需要が高まっている。
観光客数は10月1日までに8000万人近くに達し、3月時点の当局予想を上回る伸びとなる見込み。
伝統的なビーチリゾート地は今夏も伸びる見込みだが、政府は8月の皆既日食などから、内陸地域がより大きく伸びるとの見方を示した。
[ロイター]

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