Mayu Sakoda

[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比1.27%(889円10銭)安の6万8848円59銭となった。韓国のサムスン電子が決算速報の発表後に大幅安となったことを受け、日経平均への寄与度が高い半導体関連株が売られ、指数を押し下げた。日経平均は一時、1.53%安まで下落した。景気敏感株の一角は底堅く推移し、東証プライム市場では6割弱の銘柄が値上がりした。

・日経平均は0.4%(277円61銭)安で寄り付いた後、プラス圏に浮上する場面もみられたが、次第に軟化。一時、1.53%(1069円18銭)安の6万8668円51銭まで下落。

・連休明けの米国株式市場ではS&P500種株価指数とナスダック総合指数が大幅高。ただ、朝方発表された韓国のサムスン電子の決算速報を受けて、米ナスダック先物や韓国の総合株価指数(KOSPI)が軟調に推移し、投資家心理の重しに。

・韓国のサムスン電子は7日、第2・四半期(4─6月)の営業利益が前年同期比で19倍に増加するとの見通しを示した。株価は一時、6.8%下落。

・TOPIXは0.18%安の4094.48ポイントで午前の取引を終了。朝方は取引時間中の史上最高値更新となったが、次第に軟化した。東証プライム市場の売買代金は5兆6214億9200万円。

・東証33業種では、値上がりは銀行、証券、サービス、その他金融など12業種、値下がりは金属製品、非鉄金属、海運、機械など21業種。

・主力株では、キオクシアホールディングスが11%超安、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが1─2%超安。村田製作所、太陽誘電は7─8%超安。半面、リクルートホールディングスが3%超高、ファーストリテイリングが小幅高。

・金利上昇を受けて、りそなホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループ、野村ホールディングスなどの金融株がしっかり。良品計画、ニトリホールディングスは4%超高。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが925銘柄(59%)、値下がりは602銘柄(38%)、変わらずは30銘柄(1%)。

<SMBC信託銀行 投資​調査部長 山⁠口真弘氏>

「サムスン電子の決算は市場の期待に届かなかったようだ。ただ、底堅い需要は確認できており、きょうの株安は調整の範囲内とみている」

「TOPIXは朝高後に軟化。景気敏感株の一角には循環物色が入っているものの、持続性には欠ける」

「7月末に企業決算が本格化するまでには時間があり、当面は方向感に乏しい様子見ムードが続くのではないか」

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