[6日 ロイター] - 業界団体の英自動車工業会(SMMT)が6日発表した6月の新車販売台数は、前年同月比11.4%増と、2019年以来の高水準となった。バッテリー電気自動車(BEV)が、消費者の需要と選択肢の拡大を背景に過去最高の市場シェアを占めた。
6月の新車登録台数は21万3166台。BEVが新車販売の30%を占め、調査会社ニュー・オートモーティブが3日に公表したデータと一致した。
電気自動車(EV)販売は、イラン戦争を受けた燃料価格上昇、低価格モデルの選択肢拡大、政府補助金、メーカーによる値引きに支えられているという。
ただ、伸びはネットゼロ(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現に向けた政府目標の達成に必要なペースをなお下回っている。
SMMTは「持続不可能なコンプライアンスコストにより、英国は自動車を販売する場所としても生産する場所としても、ますます競争力を失いつつある。規制の緩やかな他市場の魅力が増す中、投資がリスクにさらされている」と指摘した。
年初来のBEV販売シェアは25%、政府の年間目標は33%で、SMMTによると、これを達成するには26年の残り期間にBEVが新規登録の40%超を占める必要がある。
SMMTと異なる情報源と算出方法を用いるニュー・オートモーティブが発表した3日のデータでは、新車販売は前年同月比で約15%増加した。