瞑想で挫折や失敗を乗り越えられる強い心を持てる
「外的に何かを達成しても、内なる調和の必要性がなくなるわけではない」とラビ・シャンカールは言う。そして瞑想や沈黙、呼吸法、自然の中で過ごす時間や心を癒やす音楽は「神経系のバランスと精神の明晰さを取り戻す」ためのブレーキとなると説く。
今や瞑想や呼吸法は、認知のインフラを再構築して頭を明晰にし、レジリエンス(回復力)やリーダーシップを強化する手段となっている。
そしてラビ・シャンカールにとって、世界のさまざまな分野のリーダーたちに、自身にとって最良の姿でいる方法や個人的・職業的な成功への道はどうあるべきかを捉え直すよう導くことが活動の柱の1つとなっている。
「これまで人々は、会社を設立し、危機に対応し、目標を達成する方法ばかり教えられてきて、自分自身の心を扱う手だてをほとんど教わってこなかった」と彼は言う。「車にはアクセルとブレーキの両方が必要だ。だがたいていの現代人は、アクセルのことしか頭にない。ブレーキがなければ、システムはオーバーヒートしてしまう」
またラビ・シャンカールは、瞑想の効果は幸福感やコミュニケーション力を高めるだけではないと語る。挫折や失敗を乗り越えられる強い心を持てるよう、手助けをしてくれるというのだ。
「アイデンティティーは地位や立場よりもっと大きなものだと理解するのも重要だ」と彼は言う。「地位や実績より自分自身のほうが大切だと分かれば、成功に酔いすぎることも失敗でつぶれることもない。自分を見失わずに(組織を)率いることができる」
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