Steve Holland

[エビアン(フランス) 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、フランス東部エビアンで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの対応を巡ってシリアのシャラア暫定大統領と対話したことを明らかにした。

トランプ氏は、ヒズボラに関してシャラア氏と話したかとの質問に、うなずいて「イエス」と答えた。イスラム教シーア派組織であるヒズボラへの対応にシャラア氏が前向きだったかどうかとの質問には、その件については後ほど話すと述べた。

トランプ氏は16日、ヒズボラに対するイスラエルの戦術を批判した一方、シャラア氏を称賛した。シャラア氏は何年もの内戦を経て2025年に暫定大統領に就任し、今年2月下旬の米国とイスラエルによるイランへの攻撃以降は慎重な姿勢を示してきた。

シャラア氏は穏健派の指導者として国家の統一と孤立状態の解消を図ってきた。トランプ氏は「彼は国家をまとめる任務を見事に果たした上、ヒズボラに対して非常に巧みだ」と語った。

ロイターは今年3月、米国がシリア暫定政府に対してレバノン東部に派兵し、ヒズボラの武装解除を支援してほしいと要請したが、シリア側は極めて慎重な姿勢を維持していると報じた。

シリア国営メディアによると、シャラア氏は13日、「シリアのレバノンへの派兵を巡って拡散している臆測には全く根拠がない」と話した。

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