東京・六本木で6月4日に開催された『Michael/マイケル』のジャパンプレミアには、マイケル・ジャクソンに扮したファンが大挙し、来日した主演のジャファー・ジャクソンやプロデューサーのグレアム・キングらを熱狂的に迎え入れた。

『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)など数々の伝記映画をプロデュースしてきたキングに、ジャパンプレミアの翌日、本誌記者・大野頼人が話を聞いた。(好評発売中の本誌6/23号「帰ってきたマイケル」特集より)

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──製作までの道のりは?

『ボヘミアン・ラプソディ』の成功の後、「世界最高のエンターテイナーの、最も難しい物語を描いたら面白いのではないか」と思ったんだ。でもその後、多くの壁にぶつかるたびにハリウッドの住人たちからは「本当にマイケル・ジャクソンの映画を作るのか?」と言われた。反対する理由はいくらでもあった。

最大の問題は「誰がマイケルを演じるのか」ということだった。実際、その指摘は正しかったし、私も適任を見つけられるか確信はなかった。それでもこのプロジェクトを信じ続け、脚本家のジョン・ローガンと物語を作り続けた。

「もしかしたら誰も見つからないかもしれないが、探してみよう」と思っていた時に、ジャファーと出会ったんだ。

──マイケル・ジャクソンの映画を作る上で特有の難しさとは?

まず、マイケルのパフォーマンスはステージでもスクリーンでもコピーすべきではないと思えるほど特別だ。彼のように世界を魅了できる人など見つけられるのか。

見たことのないマイケルの一面
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