[ウェリントン 18日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が18日発表した2026年第1・四半期の国内総生産(GDP)は、製造業主導で拡大した。ただ、中東での戦争の影響の大半は今後の成長率に反映される見通しだ。

GDPは季節調整済み前期比で0.8%増加。市場予想と一致したものの、NZ準備銀行(中央銀行)の予想(1.0%増)を下回った。

前年同期比では1.5%増加し、市場予想の1.1%増を上回った。

25年第4・四半期は当初発表の季節調整済み前期比0.2%増から0.5%増に上方改定された。

第1・四半期は16業種のうち9業種で経済活動が拡大した。

NZドルは統計発表後ほぼ変わらず。市場では引き続き、中銀が次回会合で政策金利を引き上げる確率が80%織り込まれている。

原油価格の高騰と根強い不確実性が見通しに影を落とす中、中銀と財務省は第2・四半期の成長率が米国・イスラエルによる対イラン戦争の影響を受けたとみている。

貿易依存度の高いNZは、世界中の多くの国と同様、イラン戦争に起因する供給混乱やエネルギーショックに直面しており、政策当局者は、供給主導型の短期的なインフレと、二次的な物価上昇圧力という長期的なリスクとのバランスを慎重に検討している。

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