[15日 ロイター] - 格付け会社フィッチは15日、中国の長期ソブリン格付けを「A」、見通しを「安定的」に据え置いた。経済規模が大きく多様で、堅調な国内総生産(GDP)成長の見通しを支えていることや、世界貿易における重要な役割を理由に挙げた。

中国は昨年、米国の関税を巡る高い不確実性に直面していたが、トランプ米大統領の訪中後はある程度の緩和が見込まれると指摘した。一方で、家計の信頼感低迷が財の消費を圧迫しているとの懸念も示した。

中国国家統計局発表の5月製造業購買担当者景気指数(PMI)は需要鈍化を背景に、前月比0.3ポイント低下し、景気拡大と縮小の分岐点ちょうどの50となり、3カ月ぶりの低水準だった。

フィッチは「エネルギー価格ショックが課題となり得るが、大量の原油在庫、十分な精製能力、多様なエネルギー源がリスクを緩和するだろう」と述べた。

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