[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領、バンス副大統領、イランのガリバフ国会議長が、両国の戦闘終結に向けた覚書(MOU)に署名した。米高官が15日に明らかにした。

正式な署名式は19日に行われ、ホルムズ海峡の船舶輸送は緩やかながらも再開される見通し。

今回の合意は、2月の米・イスラエル両国による対イラン攻撃で始まった紛争の解決に向けた最大の進展となった。

匿名を条件に記者団に語った高官によると、覚書は今後の米・イラン関係の運用に関する枠組みを提供する。制裁緩和やイランの凍結資金の解除といったイラン側の利益は、核開発計画を巡る米国との協議に応じ、過激派などへの資金提供をやめる意思を示すことを条件にのみ実施されるという。

2人目の米高官は「我々は凍結資金の解除と制裁緩和の用意がある。イラン側が自らの約束を果たす意思を示せば、我々も段階的に応じる」と述べた。

この高官は、覚書は24─48時間以内に公開されると明らかにした。

短期的には、覚書により、石油輸送の要衝であるホルムズ海峡が直ちに再開される。米高官の1人は、通常の交通量に戻るには時間がかかると警告しながらも、「2週間で平常に戻ることはおそらくないだろうが、海峡の交通量は大幅に増えるだろう」と語った。

別の米高官は15日、レバノンからのイスラエル軍撤退は米・イラン間の合意の条件ではないと明らかにした。イスラエルはイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラによるいかなる攻撃に対しても自衛権を有するとしている。

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