[12日 ロイター] - 中国の百度(バイドゥ)は12日、スイスの公共バス事業者ポストバスと共同開発した自動運転による配車サービス「AmiGo(アミゴ)」について、スイス東部地域での運行に関する規制当局の認可を取得したと発表した。
バイドゥは、全ての安全・規制要件が満たされれば、2027年初頭までに完全無人運転による定期運行を開始することを目指している。同社によると、このサービスは同種のものとしては欧州最大規模の自動運転公共交通事業となる見通しだ。
サービスにはバイドゥ傘下の自動運転タクシー(ロボタクシー)サービス「アポロ・ゴー」の完全電気自動車(EV)「RT6」が使用される。各車両は乗客3人を乗せることができ、30個以上のセンサーを搭載。アミゴのサービスは専用アプリを通じて予約できるようなるという。
レベル4の自動運転とは、特定の条件下において、人間のドライバーなしで車両が走行できる自動化レベルを指す。
バイドゥは、自動運転事業の世界的な展開を加速させており、昨年にポストバスとの提携を発表していた。バイドゥは中国経済の減速により、広告収入に依存する検索エンジン事業の成長が鈍化していることから、人工知能(AI)や自動運転などの技術への取り組みを強化している。