David Brunnstrom

[ワシントン 12日 ロイター] - 台湾最大野党・国民党の鄭麗文主席(党首)は12日、この度の訪米について、中国との対話を重視する自身のアプローチを巡る「多くの誤解」を解消するよう努めたと述べた。鄭氏の対中姿勢は、ワシントンの対中強硬派から強い批判を受けている。

鄭氏は4月に中国を訪問して習近平国家主席と会談しており、今回は2週間の日程で訪米した。

記者団に対し、財政・防衛・外交を担当する委員会に所属する米連邦議会議員9人のほか、学者やシンクタンク関係者と会談したと説明。国民党のアプローチに対しては「多くの誤解」があると指摘した。

国民党は、与党が追加で要求した400億ドルの武器調達費を3割程度削減したことで、ワシントンから厳しい批判を浴びている。ワシントンの対中強硬派は、台湾の防衛力強化のためにこの支出は不可欠だと主張しており、共和党のダン・サリバン上院議員は国民党が「火遊びをしている」と警告していた。

鄭氏は「台湾海峡における平和的な対話を求めることは、台湾の防衛能力を放棄することを意味しないし、ましてや台湾の民主主義や自由を放棄することではない」と強調した。

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