[ハノイ 12日 ロイター] - ベトナム警察は、国内で大規模なオンライン詐欺拠点を設立しようとした疑いのあるグループを摘発した。当局が12日、明らかにした。

公安省によると、北部フート省で、カンボジアを拠点に活動するオンライン詐欺シンジケートに関連する多国籍グループを現地警察が摘発し、中国籍1人とベトナム人3人の計4人を逮捕した。「ベトナム国内における大規模な多国籍ハイテク詐欺拠点の形成を阻止」し、国家の安全保障と国民の資産を保護することにもつながったと述べた。

捜査当局によると、このグループは準備の一環として、ハノイ、ラオカイ、フートの複数のリゾート施設、別荘などを借り、数十人を働かせようとしていた。働く予定の人の多くは以前カンボジアの詐欺拠点で働いていたという。

警察は、数十台のコンピューター、数百台の携帯電話、インターネット機器を押収した。施設は、稼働間近だったという。

これとは別に国営メディアの12日の報道によると、南部の商都ホーチミンで今週、オンライン詐欺拠点の設立を準備していたとみられる中国籍83人が市内のホテルに滞在していたのを警察が突き止めた。中国人はカンボジアからベトナムへ不法入国し、中国人相手のオンライン詐欺を計画していたという。

アムネスティ・インターナショナルは8日発表した報告書で、カンボジアには依然数十の国際詐欺拠点が稼働していると指摘した。フィリピンの移民当局は11日、オンライン詐欺の違法勧誘にひっかかった同国人18人が先月下旬にベトナムとカンボジアから戻ったと発表した。

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