[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領と支持者らは、トランプ氏の1期目在任中に行われた弾劾訴追を無効とするための決議案を可決するよう議員らに働きかけている。ホワイトハウス高官が11日明らかにし、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を認めた。
トランプ氏は1期目に下院から2度にわたり弾劾訴追された。1度目は権力乱用が問われ、2度目はトランプ氏の支持者が2021年1月6日に米連邦議会議事堂を襲撃した事件を巡り、反乱を扇動したとして訴追された。トランプ氏はいずれも罷免を免れた。
WSJによると、トランプ氏と同氏の陣営は弾劾訴追を無効化するための決議案の可決を議員らに求めている。この決議が実現すれば、トランプ氏が弾劾訴追を巡る問題で象徴的な勝利を主張できる。ただ、憲法には弾劾訴追を取り消す手続きの規定がないため、法的な意味はほとんどないという。
ホワイトハウス高官は記者団に対し、この問題で前進するようホワイトハウス側が強く働きかけていると明らかにした。
ホワイトハウスのジャクソン報道官はこの件についてコメントを求められ「良識ある人々が(弾劾訴追という)これらのでっち上げの取り組みを認識し、恥ずべき行為を取り消すことに関心を示すのは驚くべきことではない」と述べた。