Amanda Ferguson Michael Holden
[ベルファスト 11日 ロイター] - 北アイルランドで2日にわたり続いている反移民暴動について、英国のベン北アイルランド担当相は11日、人種差別的な暴行にほかならないと述べた。警察はこの日の夜も、暴徒に対抗するため路上で放水銃やプラスチック弾を使用したと明らかにした。
襲撃事件に関与したとされるスーダン人の男が殺人未遂容疑で訴追されたことを受け、9日には暴徒らがマイノリティーや外国人居住者を標的に住宅や車両に放火するなどした。
ベン氏は、10日夜はベルファストで混乱は少なかったと説明。ただ同日に警察と衝突した人の多くは、過去に難民申請者を収容したとして標的となったベルファスト郊外のホテルを目指していたという。
ベン氏はスカイニュースで、暴力行為は抗議活動でなく人種差別的暴動かと質問され、「肌の色に基づいて人々を標的にしているなら、それはほかならぬ人種差別的暴行だ」と述べた。
警察や政治家らは、暴力行為の多くはオンラインで助長されたと指摘。警察幹部は記者団に「アイルランド内外の人々が関わり、オンラインのソーシャルメディア活動による重要な連携が見られた。(ソーシャルメディアの)有害性が人々を路上に駆り出しており、阻止する必要がある」と述べた。