[サンパウロ 10日 ロイター] - 今年10月のブラジル大統領選で、ルラ大統領が対立候補のフラビオ・ボルソナロ上院議員に対する支持率リードを広げていることが、証券会社ジェニアルが委託したクエストの世論調査で分かった。フラビオ氏とスキャンダル渦中の銀行家との関係を巡る報道が影響している。
調査では、決選投票となった場合、ルラ氏がフラビオ氏に44%対38%の得票差で勝利することが示された。
ニュースサイトのインターセプト・ブラジルは先月、フラビオ氏が経営破綻した金融機関バンコ・マスターのオーナーだったダニエル・ボルカロ氏から、父親のボルソナロ前大統領に関する映画の制作資金として2400万ドルの拠出を取り付ける交渉を行っていたと報道。フラビオ氏は不正行為を否定している。
5月の調査では、ルラ氏の支持率は42%、フラビオ氏は41%だった。
第1回投票の調査では、ルラ氏の得票率が39%、フラビオ氏が29%、レナン・サントス氏とロナウド・カイアド氏がそれぞれ3%、ロメウ・ゼマ氏が2%となった。有効票の50%以上を獲得した候補がいない場合、上位2人が決選投票に進む。
調査は6月5─8日、2004人に実施。誤差はプラスマイナス2%ポイント。