[タリン 9日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、エストニアの首都タリンで開かれたウクライナと北欧・バルト諸国の首脳会議に合わせ、ラトビアのクルベルグス首相と会談し、ドローン(小型無人機)協力協定に署名したと明らかにした。
ゼレンスキー氏は、ラトビアとのドローン協力協定は「共同防衛と共同生産を強化する具体的措置」と説明。「ウクライナの専門知識と経験がパートナー国の強化に役立つことが重要だ」とし、「欧州のあらゆる地域がロシアの脅威に対する十分な防衛力を確保することにウクライナは関心を持っている」とXに投稿した。ただ、協定の詳細は明らかにしなかった。
ウクライナのウメロフ国家安全保障・国防会議書記によると、ウクライナのドローン協力構想に参加する国はラトビアが6カ国。ゼレンスキー氏は先月、約20カ国がウクライナとのドローン協力に関心を示していると述べていた。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるバルト3国ではここ数週間、ドローンが領空内に侵入する事例が相次いでいる。ゼレンスキー大統領はエストニアのカリス大統領との共同記者会見で、近隣の友好国の防空支援に向け専門家を派遣していると明らかにした。