[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリアのウエストパック銀行とメルボルン研究所が9日発表した6月の消費者信頼感指数は80.6と、前月から2.9%低下した。金利上昇とガソリン価格高騰が家計を圧迫し、住宅市場への期待も冷え込んだことから再び落ち込んだ。

同指数は100を下回ると、悲観論が楽観論を上回っていることを示す。

ウエストパック銀行の豪マクロ予測責任者、マシュー・ハッサン氏は、「最新の数字は80.6と、50年間の調査史上最も弱い水準に戻った」と指摘。「住宅価格見通しの急激な低下は、一部の消費者が最近発表された税制改正の影響に対して不安を募らせていることを示唆しており、別の懸念が生じ始めている可能性がある」と述べた。

労働党政権は先月、オーストラリアで長年人気の投資手段となってきた賃貸向け住宅購入への税制優遇措置を削減する案を発表した。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が今年3回の利上げを行ったことや、中東紛争に伴うガソリン価格高騰も消費者心理に大きな打撃を与えている。

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