Maki Shiraki
[東京 8日 ロイター] - パナソニックホールディングスは8日、2026━28年度累計でAI(人工知能)インフラを支える事業に5000億円を投資する計画を明らかにした。パナソニックエナジーがデータセンター(DC)向け蓄電システム事業に約3500億円投資するほか、パナソニックインダストリーが基板材料・コンデンサ設備や研究開発に約1500億円投資する。
パナソニックエナジーの只信一生社長は投資家向け説明会で「国内車載ラインのDC向けへの転換、(米国工場の)カンザス拠点立ち上げとDC向けへの転換、メキシコでのモジュール工場新設」など供給体制を整備するほか、「提案力と開発力の強化としてシステム・デバイスの進化に向けた開発試作ラインの立ち上げを計画している」と説明した。
只信社長はまた、DC向けの非常用バッテリー装置の需要が強く「受注の確度が上がった」と指摘。28年度のDC向け蓄電システムの売上高目標9500億円を「ミニマム・コミットメント(最低限の確約)」とした上で、「内部的な目標として1兆円(規模)以上に持っていきたい」と売り上げ拡大に意欲を示した。