付き添いへの対価
22年に軍を退役したチェン・ウェンシン氏は東部の山東省に活動の重点を置く登山パートナー会社を設立した。
チェン氏は「私はずっとハイカーで、登山の経験が豊富だった。登山の付き添いサービスの需要が高まっていることに気づき、この分野に挑戦してみることにした」と明かす。
当初10人足らずだった同氏のチームは現在約370人に拡大。山東省の最高峰、泰山の昼間の登山の付き添いには、800元(116ドル)を請求しているという。
調査会社3ドリップス・サイコロジーのマネジングディレクターを務める心理療法士のサミ・ウォン氏は、有料パートナーの魅力について、多大な労力を要しリスクが高いと感じられがちな社会環境においてある種の「確実性とコントロール」を得られる点にあると分析する。
人と会うには感情的な労力と投資が必要で「その結果は非常に不確実」なため、それが不安を生む、とウォン氏は指摘。顧客が拒絶される痛みを避けられる有料の付き添いサービスは「お金を払えばいつでも『イエス』が得られる」と強調した。
中国南部の都市、桂林の大学3年生のタン・ジュンシンさん(24)は、旅行のパートナーとして小遣い稼ぎをしている。この副業を始めたきっかけは、大学の教授から1週間の自動車旅行の運転手を頼まれたことだった。
タンさんは「その時に人に付き添って旅行したり運転したりすることで、実際にお金が稼げるのだと気づいた」と語る。
現在の稼ぎは通常で月に3000元から5000元というタンさんは「お客さんのほとんどは女性で、彼女たちの核心的なニーズは情緒価値、つまり気分を良くしてくれて、旅を楽にしてくれる存在になってくれることだ」と話した。

美と強さを追求し、古代ギリシャから監獄にまで受け継がれた自重筋トレ。その歴史と実践方法とは?