John Irish Francois Murphy

[パリ/ウィーン 7日 ロイター] - 米国は国際原子力機関(IAEA)の理事会で他のメンバー国に対し、爆撃を受けたイランの核施設や、そこに保管されていた濃縮ウランの状況についてIAEAに説明するようイランに求める決議案への支持を働きかけている。ロイターが7日、決議案の内容を確認した。

決議案は、今週開催されるIAEA理事会の四半期ごとの定例会合を前に各国へ配布された。イランはこれまでIAEAでイランを非難する決議が採択されるたびに、核活動を拡大したり、IAEAへの協力を縮小したりする形で対抗しており、今回の決議案で米国とイランの協議がさらに難航する恐れがある。

米国、英国、フランス、ドイツが共同で提出してきた、IAEA理事会における過去の対イラン決議はいずれも大差で可決されている。昨年11月に採択された決議はイランに対し、濃縮ウラン備蓄と損傷を受けた核施設の状況について遅滞なくIAEAへ報告するよう求めたが、これまでのところイランは要求に応じていない。

今回の米国案はイランに対し、核物質の計量管理および保障対象の核施設に関する正確な情報をIAEAへ提供することを求めるとともに、その情報を検証するために必要なあらゆるアクセスを認めるよう要求。こうした措置を「不可欠かつ緊急」と位置付け、「遅滞なく」行うよう求めている。

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