即効性を求める
ホワイトニング製品の中には「すぐに効果が出る」と謳うものもあるが、ホワイトニングは本来、段階を経て進むものだ。完璧な白い歯を手に入れるには継続と根気が必要であり、特効薬など存在しないのだ。
カーンによれば、重曹と過酸化水素を混ぜ合わせ、市販のマウスピースに流し込んで歯に密着させるという方法が流行したことがあるが、「重曹を頻繁に、あるいは高濃度で使用すると強い研磨作用が働き、エナメル質を傷つけてしまう」。さらに、市販のマウスピースは個人の歯型に完璧にフィットするわけではないため、過酸化水素が漏れ出して歯茎を刺激したり、化学熱傷を起こしたりする危険性もあるという。
タイミングの間違い
歯を磨くタイミングも、間違っていることが多い。ホワイトニングケアを行った直後に歯を磨くと、いかにも効果が高まりそうに思えるが、多くのホワイトニング製品は一時的にエナメル質を軟らかくするため、使用直後にブラッシングをすると、エナメル質がさらに傷つき、歯がしみやすくなってしまうのだ。
また、自作のホワイトニング歯磨きには酸性の成分が多く含まれていることがあり、これがエナメル質を溶かす原因になる。エナメル質が失われれば、歯は「より黄色く見え、さらに敏感になる」とカーンは警鐘を鳴らす。ケアを行った後の歯は通常よりも脆弱になっているため、慎重になるべきだ。
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