Hiroko Hamada
[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比931円44銭安の6万7470円69銭で取引を終えた。日経平均は前日に1600円超値上がりしており、短期的な過熱感から利益確定売りが出た。寄与度の大きいソフトバンクグループ株の下落が重しとなった。一方、後場は下げ渋る展開となり、どんどん水準を切り下げる動きにはならなかった。
日経平均は前営業日比541円安でスタートした後、下げ幅を拡大し、前場後半に1481円安の6万6920円80銭まで値下がりした。米半導体大手ブロードコム株が決算発表後の時間外取引で急落したことも重しとなり、一部のAI(人工知能)関連銘柄に利益確定売りが出た。後場に入ると6万7300円台を軸に一進一退となった。
午後1時半過ぎに、ブルームバーグが複数の関係者の話として、日銀が今月の金融政策決定会合で政策金利を0.25ポイント引き上げ、1.0%とする方向で検討する、年内に追加利上げの可能性もあると報道し、銀行株が上げ幅を広げる場面があった。
山和証券の調査部部長・志田憲太郎氏は「昨日は想定外に大きく上昇したため、さすがにきょうは過熱感で利益確定売りが出たようだ」と話している。調整は短期的なものでAI・データセンター関連に資金が集中する構図は当面続きそうだという。
一方で「データセンター関連は金利動向に敏感でもあるので、米国の利上げ観測が一段と高まった場合は、米ハイテク株安を通じて日本の関連銘柄も崩れるリスクがある」(志田氏)との指摘があった。
TOPIXは1.11%安の3951.85ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.1%安の2038.42ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆1762億7200万円だった。東証33業種では、海運、銀行、機械など5業種が値上がり。情報・通信、非鉄金属、石油・石炭製品など28業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.65%安の743.77ポイントと、5日続落した。
個別では、イビデンが大幅安。フジクラは軟調だった。一方、東京エレクトロンは堅調。
経営統合の検討が伝わったヤマダホールディングスが堅調、エディオンは大幅上昇した。その他、防衛関連が買われ、三菱重工業、IHIが堅調だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり433銘柄(27%)に対し、値下がりが1079銘柄(68%)、変わらずが51銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 67470.69 -931.44 67860.84 66,920.80
─68,051.94
TOPIX 3951.85 -44.35 3968.05 3,932.81─
3,970.82
プライム市場指数 2038.42 -22.76 2046.82 2,028.52─
2,048.05
スタンダード市場指数 1610.46 -6.55 1609.97 1,603.96─
1,616.28
グロース市場指数 953.49 -23.38 969.86 952.54─97
0.77
グロース250指数 743.77 -20.25 758.19 742.81─75
9.13
東証出来高(万株) 231448 東証売買代金(億 101762.7
円) 2