欧州連合(EU)の全加盟国が、ウクライナおよびモルドバとの加盟交渉について、第1クラスターの協議開始で合意した。ウクライナのスビリデンコ首相が4日未明に明らかにした。EU加盟交渉における第1クラスターは、法の支配と民主主義を扱う。

スビリデンコ氏は交流サイト(SNS)「X」に「素晴らしいニュースだ」と投稿。「EU加盟に一歩近づいた。目標に向けて着実に前進している」と述べた。

EU理事会の輪番制議長国を務めるキプロスはXで、両国との交渉対象となる最初のクラスターについて、正式な協議開始に向けた準備を始めたと表明。「両国の欧州統合の道のりにおける重要な節目であり、EUの結束と決意を強く示すものだ」とした。

これに先立ち、ハンガリーのマジャル首相は、ウクライナに住む10万人規模のハンガリー系少数民族の権利を巡り、ハンガリーとウクライナが合意に達したと明らかにした。マジャル氏は以前、この長年の懸案を巡る合意が、ウクライナのEU加盟をハンガリー政府が認めるための不可欠な条件だと述べていた。

ウクライナとロシアの戦争が4年余り続く中、ウクライナとモルドバはEUへの加盟を強く求めている。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 米中間選挙 トランプの憂鬱
2026年10月27日号(10月20日発売)は「米中間選挙 トランプの憂鬱」特集。

インフレ&終わらない戦争で中間選挙は敗北必至。米経済/戦争/関税/次期大統領選……はどうなる?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます