「腐敗」が政権与党の代名詞になる時
ブラジルでは、ペトロブラス事件と「ラヴァ・ジャット(洗車作戦)」汚職捜査によって、国有企業や建設会社、政党を巻き込んだ巨大な贈収賄ネットワークが明らかになった。その余波は与党連立政権を揺るがし、労働者党の政権喪失を後押しするとともに、国民が長年疑ってきた大規模な腐敗を露呈させた。
汚職スキャンダルは必ずしも明るい結末をもたらすわけではない。事態がすっきり解決するとは限らない。問題は、与党が弁護しようのない腐敗を擁護するとき、最終的には「腐敗」がその党の代名詞になってしまうことだ。
それこそが、米国の共和党にとっての危険である。納税者の税金を大統領支持者への給付金の原資にしてよいのか。
保守派は、公金が大統領個人の金ではないことを理解している。税務行政は友人や家族への特典制度ではない。そして司法省は犯罪者に対する補償のために使われるべきではない。
この「腐敗のルビコン川」を一度渡ってしまえば、これまでの言い訳が通用しなくなる。納税者を守ると言いながら、その税金を政治的盟友への報酬に使うことはできない。公権力を使って自分の支持者に利益を与えながら、政府の武器化に反対すると主張することもできない。
議会はこの基金を阻止し、IRSとの和解内容について完全な透明性を求め、トランプ支持者への支払いを禁じるべきだ。そしてトランプやその家族、関連企業に与えられた税務執行上の保護措置について調査しなければならない。
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