Maya Gebeily Steven Scheer
[ベイルート/エルサレム 2日 ロイター] - イスラエルは、親イラン武装組織ヒズボラとの部分停戦発表から一夜明けた2日、レバノン南部への攻撃を続けた。
レバノンが1日発表した部分停戦合意は、イスラエルがレバノンの首都ベイルートと郊外のヒズボラ支配地域への攻撃を控える一方、ヒズボラはイスラエルへの攻撃を停止するとしている。しかしイスラエルのネタニヤフ首相はレバノン南部で作戦を継続する姿勢を示している。
2日、ベイルート上空にはイスラエルのドローンが飛来し、南部では空爆や砲撃が行われた。イスラエル軍は攻撃前にナバティエ市の住民に退避を命じた。
一方ヒズボラは、新たな軍事作戦を発表していない。ただイスラエル軍は夜間にレバノンから飛来した飛翔体2発を迎撃したとしている。
イスラエルのカッツ国防相は、同国北部が攻撃された場合、同国軍は退避勧告を出した上でベイルート南郊を攻撃すると警告した。
<ヒズボラ「状況注視」>
レバノンは3日にワシントンで行うイスラエルとの協議で停戦の拡大を目指すとしている。
ヒズボラの広報責任者は1日の発表について、イスラエルに対しレバノン全土の包括的敵対行為停止を義務付ける正式な宣言がない限り、ヒズボラとして公の立場をとることはないと述べた。
2024年の停戦合意や、トランプ氏が発表した4月16日の停戦合意の後もイスラエルがレバノンへの空爆を続けていると指摘し、「ヒズボラは今後数日間、戦場と外交ルート両方の展開を注視する」と語った。