[ジャカルタ 2日 ロイター] - インドネシア統計局が2日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.08%上昇し、伸び率は4月の2.42%から加速した。食品価格と交通費の上昇が主な押し上げ要因で、物価上昇率は中央銀行の目標レンジの上限に近づいた。
伸び率はロイターがまとめたエコノミスト予想(中央値)の2.97%を小幅に上回った。インドネシア中銀はインフレ目標を1.5─3.5%の範囲に設定している。
コアインフレ率は2.59%で、こちらも市場予想の2.52%をやや上回った。
インドネシア中銀は5月、予想を上回る50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施した。世界的な原油価格の上昇とルピア安に伴う輸入インフレ圧力を踏まえ、インフレ率が目標レンジから上振れするのを防ぐ予防的措置だった。
ただ、ルピアはその後も対ドルで下落が続き、2日には1ドル=1万7892ルピアと過去最安値を更新した。