誰かのことを思い浮かべながら本を選ぶ時間は、どこかやさしいものです。言葉は、直接は伝えにくい気持ちや「元気でいてね」という想いを、そっと代わりに届けてくれます。今回は「大切な人に贈りたい本」をテーマに、心をいたわり、視野を広げ、人生に小さな余白をもたらしてくれる7冊を選びました。

忙しいあの人や、がんばり続けてきたあの人へ。そして、自分自身への贈り物としても。今の気持ちにぴたりと重なる一冊が、きっと見つかるはずです。(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)


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自分の時間

自分の時間
 著者:アーノルド・ベネット
 翻訳・解説:渡部昇一
 出版社:三笠書房
 要約を読む

本書は20世紀前半に活躍した、イギリスの小説家・戯曲家アーノルド・ベネットによるエッセイです。原題は『How to Live on 24 Hours a Day(1日24時間をいかに生きるか)』。タイトルのとおり、1日24時間の使い方や、時間にまつわる所感が綴られています。

100年前というと、生活スタイルや時間の流れは今とはまったく違います。それなのに、「時間がない」「本当にやりたいことができていない」と焦る気持ちは、現代人と何ら変わりません。人間とはそういう存在なのかもしれませんね。

「朝、目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。すべて自分で使える貴重な財産で、誰から取り上げられることも、盗まれることもない」

「やりたいことを始めるときは、『いいことをしよう』と意気込みすぎないこと」

本書には、そんな宝石のような言葉が散りばめられています。忙しいあの人に、「自分の時間も大事にしてね」という想いを込めて、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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